なぜ勉強するの?

 

学校で教師のお仕事をしていたとき、生徒さんたちから「なんで勉強しなきゃいけないんですか?」という質問を何度もされたことがあります。勉強をしなくても幸せに生きている人はたくさんいるのだし、しなきゃいけないものなんかではないです。勉強できる環境にあることを幸せだと思えるようになるといいなと思うのです。

 

私は教師としての仕事に就くに当たって、勉強すること、努力することの喜びを伝えたいと思っています。

 

努力しても実らないことって、生きていればたくさんありますよね。ホームページの私のプロフィール欄にはいいことしか載せていませんが、挫折もたくさん経験してきました。(音楽のコンクールなんて予選落ちの回数のほうが多いですし、偏差値50を切ったことも。)

 

毎晩寝る暇を削って努力しても、思うような点数をとれない生徒さんもいらっしゃるでしょう。しかし私が伝えたいのは、勉強はテストの点を取るためだけにあるものではない、ということ。その努力した経験は、必ず将来の自信につながるでしょう。もちろん、私のお仕事は、その努力を結果につなげることですが。

 

私の大好きな名言をここに記します。

「勉強したら新しい世界に行ける。そこで出会う人たちに刺激をもらえる。それってとても楽しいこと!」

 

名言といえば、有名人や歴史的偉人の言葉を連想する方が多いかと思いますが、これはなんと、私の大学時代の友人、まきちゃんの言葉です。まきちゃんは本当に努力家で、いつも私に突風のような刺激を与えてくれます。

 

彼女と出会えたのも、私が勉強をがんばって上京したからですよね。友達と遊ぶのが大好きだった私が、山口の田舎から東京の大学に現役で入るのは、結構な努力が必要でした。醜いけれど、受験生のときにできたペンだこと曲がっている右手の中指は私の自慢です。

 

また、受験生のときの話など、アップしていきたいと思います。

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