数学=生活の知恵

先日はお休みをいただき、キャンプに行ってきました。我が家は夫の趣味の影響で、2、3ヶ月に1回はキャンプに行っています。

テント泊は久しぶりでしたが、三角比の概念を使って朝から夕方までの日照りや木陰とのバランスを予測し、完璧な角度のタープを張れました。

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↑夫の顔、、塗りつぶしちゃいましたが。夫は私より数学ができるので、数式を混ぜた会話をできるところが好きで結婚しました。(突っ込みどころ満載ですね。)
夫と三角比のおかげで、9月上旬でも涼しく過ごせました。

数学の勉強って、単純に生活の知恵を得ることでもあるなぁと思います。

タープを完璧に張りたい人ってまあ少ないとは思うけれど、例えば資産運用に興味があるのに、数字に弱いから自信がないという理由で、ただ貯金だけして運用に踏み出せていない人ってすごく多いのではないかな。
指数関数のグラフをイメージできれば、金利0.001パーセントが主流の今、貯金オンリーという選択肢がいかにもったいないことなのか納得できるはずです。

 

話は飛びますが、私は小学生の時、慢性中耳炎で水泳の授業に出れず、それからずっと泳げませんでした。
中高の水泳の授業では、笑ってごまかしてなんとか泳げないままくぐり抜けてきてしまい、友達と海やプールに行っても浮き輪があれば楽しめたし、泳げないことが私のアイデンティティだとさえ思っていました。

しかし、結婚後に夫の趣味に付き合って海外のビーチに行くことが増えると、日本と違って浮き輪なんて持っている人はほぼいなくて。がんばって膨らませた浮き輪姿のなんとダサいこと!泳げないことを初めてマイナスなことだと感じ、いつか泳げるようになりたいとふんわりと思ったことを覚えています。

ずっとそんな風に思っていたのに仕事を理由に何も行動に起こせませんでしたが、娘を妊娠中に、今でしょ!(笑)と一念発起。マタニティスイミングに5ヶ月間週2で通って4泳法マスターできたのです。

このたび夏休みに宮古島に行って、人生で初めて救命胴衣なしでシュノーケリングをしましたが、今まで見てきた海の中とは別世界が広がっていました。
大げさですが、自分で新しい世界に踏み出せたんだ!と嬉しくなりました。

 

人からやらされているのではなくて、自分からやってみたい!と思う気持ちって何歳になっても大切にすべきもので、でも大人になってしまうと、なかなかきっかけがつかめないことってとても多いんですよね。

私が泳げなかったけれど本当は泳げるようになりたい気持ちを抱えていたのと同じように、大人になってからでも数学の勉強をやり直したい人ってたくさんいるかもしれない。きっと数学ができたら見えてくる世界が違うよなぁ・・・と思って、今、大人のための数学講座も考え中です。(それで、ホームページに準備中とのせています。)

特に、お子さんの中学受験に際して、高額な家庭教師を雇うよりも、自分で勉強して子供の塾のフォローをしたいと思っているママさんも多いのではないかと感じています。

今は少人数クラスと家庭教師に集中したいので、大人向けの講座は娘が登園するようになって落ち着いてからになりそうですが、仕事のことを考える時間は、本当にワクワクします。

常に、やりたいことが多すぎて、一回の人生では足らなそうなので、困っています。

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