早慶附属高に全勝した先輩のお母様の質問コーナー

先日、講演会をしてくれた先輩のお母様に、中学生の生徒さんたちのお母様から質問がたくさん届きました。とても嬉しいことを書いてくださったので、許可を頂きましてここに共有いたします。


・携帯電話の取り扱いですが、受験に向けて親にできることはありますか。

→中学進学時にスマホにして中学生の間は10時以降は使用出来ない設定でした。息子も同じで何度も解除しようとした形跡がありましたが今だに未遂に終わっています。
(iPhoneなのでスクリーンタイムで制限しています)

2年生の時に、息子自身もスマホの取り扱いに悩んだのか難波先生に相談したようです。先生からアドバイスをいただき、3年生になったらスマホを解約する事にすると自分で決めていました。
スマホを見ない様に自分のカバンに入れているだけだと見たい衝動に駆られて集中出来ないと言ってました。

結局、3年生の秋から受験が終わるまではスマホは私が管理して息子は使用しませんでした、連絡用にはキッズ携帯を持たせました。


・勉強のサポートは何かされましたか。

→父親と息子で週末に来週分のスケジュール表を作っていました、まずは自分で記載させてから、一緒に話し合って作成していました。
時間や内容を細かく決めてしまうと、息子は理解するよりスケジュールをこなす事が優先になってしまうので、時間は記載せず曜日ごとに何をするかだけが書いてある大雑把なものを作成していました。

英語は単語を一緒にやっていました。
単語帳の覚えるページを決めて次の週末に確認していました。出来たところも忘れてないか突然出題したりして楽しみながらやっていました。
スケジュール作成の前にやると楽しい気分でスケジュール作成に進めて良かったです。

数学は間違えていた問題を見て理解度を把握しておいて、合った問題をやり直しさせたり類似問題を出題したりしていました。

他の教科は親はサポートしていませんでした。


・お子さまが本気で向き合い始めたのはいつ頃でしょうか。

→中学受験で挫折して落ち込んでいましたが、中学入学して初めての中間テストで良い点数が取れて嬉しくなったのか嫌がりながらも基本的には勉強は続けていました。
1年生の秋から難波先生にはお世話になっています。

その後コロナで学校がお休みになった時に教育格差の問題が話題になりましたが、本人も自覚していて勉強時間が増えたり自ら取り組む姿勢に変わっていきました。
2年生夏に大手塾に入り、勉強に対して本気になった頃だと思います。

受験に向かい合う様になったのは、難波先生と本人との会話の中で徐々に受験モードになっていった感じでした。2年生の冬に志望校を決めましたので目標が明確になった事で受験の実感が湧いた様子でした。


・お子さまは以前から時間管理や自己管理ができましたか。

→息子は園児の頃から習い事とか時間厳守のタイプで時間に遅れるのをとても嫌がる傾向がありましたので、時間管理に感しては親は促す程度でした。

息子はそこまで熱中出来る事がないのか、好きな事や遊びをやり続ける事は基本的にありませんでした。
それより親と作ったスケジュールをこなす方が気が楽なようでした。出来ていない事があると中学受験の挫折を思い出して凄く自分自信を責めて怒ってました。

息子の様子をみて、感情の整理ができていないと感じたりモチベーションが下がっている時は私から難波先生に相談をしていました。たくさん相談させていただきました。
先生から息子にアドバイスを伝えてもらう様にすると親と話すより本人に染みるようで、教室から帰ってくるとスッキリして帰ってくる事が多かったです。

我が家は受験が2度目という事もあり中学受験の失敗から学んで高校受験に活かせた部分も多かった様に思います。
①本人の理解度に合わせた問題を解かせる
②感情の整理をしてあげる(難波先生頼みでした)
この2つが我が家の課題でした、高校受験では都度上手く解決していけたのだと思います。

ご両親の温かいサポートがあってこその全勝でしたね。

受験期は、スマホもゲームも封印していたので、日々の楽しみはお母様の作る手料理のみだったそうです。私もそんなことを言ってもらえる母になりたいものだな〜と、日々の時短命な料理を反省しました(⌒-⌒; )

お父様もとても熱心な方で、毎回zoom面談に参加してくださっていたことがとても印象的でした。

この度は、たくさんの質問をいただき、そして温かいご返答をいただき、ありがとうございました☺️

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