ロマンチストな数学者①

記事にしたい小ネタが多すぎるのに、一人の時間が少なくて困っています。
時間の使い方って永遠の課題ですよね。

学校や塾の授業ではテスト範囲を終えることや点をとらせることに追われ、なかなか満足に数学者たちの努力の軌跡や時代背景などを紹介できないのが現実です。でもそれらこそが、数学への興味を引き出すものであると思うし、私が大事にしたいと思っていることです。

まず、気難しいイメージを持たれているであろう数学者について、私は基本的にはめちゃめちゃロマンチストだと思っています。
先日紹介したフェルマーの定理の証明を完成させた、ワイルズもしかり。

数学って、突き詰めていくと哲学みたいなもので、途中で何をやってるのか自分でもわけがわからなくなったりすることもあります。(大学時代の私のことですが。)
そんなときに支えになるのが、大きなロマン、数学への一途な愛です。

今回はロマンチストな数学者を代表して、有名なピタゴラスを紹介したいと思います。

彼は現在から遡ること2500年も昔、古代ギリシャに生まれた数学者です。
一般的に中3時に習うことですが、ピタゴラスの定理(三平方の定理)といったらみなさんご存知でしょうか。

 

 

 

 

他にも、ピタゴラスは数字を奇数と偶数に分ける概念や無理数の発見など、現在の数学の基礎となるさまざまな数学の謎を解き明かした偉大な人物です。彼の功績は数学の教科書の中だけにとどまらず私たちの生活の中にも溶け込んでいるようです。

そんな功績の中で、意外と知られていない気がするのが、占いの源流になっている数秘術について。

ピタゴラスは数で遊ぶのがとても好きだった人です。数の秘密を解き明かすうちに、『物事の根源は数である』という考え方に行き着き、数秘術がうまれました。数字ひとつひとつには秘められた意味があり、それであらゆる物事が解明できると考えられたのです。

長くなったので、に続く。

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